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AMIの学会誌に吉原奈美氏の論文が掲載されました

2026-01-25

このたび、Association for Music and Imagery(AMI)の学会誌に、吉原奈美氏(Musicure)の論文が掲載されました。吉原氏は、認定GIMセラピストとして長年にわたりGIMの臨床に携わるとともに、現在は認定GIMトレーナーとしてGIMセラピストの育成にも取り組んでいらっしゃいます。

吉原奈美氏については、当ホームページの該当ページでもご紹介しています。

以下に、論文の概要をご紹介します。

GIMにおける予期しないクライエント体験に対するセラピストの反応と意思決定プロセス― 現象学的研究 ―

吉原奈美(Musicure)

本研究は、GIM(Guided Imagery and Music)のセッションにおいて、クライエントがセラピストの予想とは異なる体験をしたとき、セラピストがどのように感じ、どのように対応しているのかを明らかにすることを目的としました。7名の経験豊富なGIMセラピストに、対面またはオンラインでインタビューを行い、その語りを丁寧に分析しています。

その結果、セラピストは予期しない出来事に直面した際、さまざまな感情や反応を経験していることが分かりました。そして、その後の関わり方や判断は、自分自身を落ち着かせて整えること、プロセスへの信頼、流れに身を委ねる姿勢、時にリスクを取る勇気、そしてセルフケアといった要素によって支えられていました。本研究は、こうしたセラピスト自身の反応を大切にし、臨床の中で活かしていくことが、GIMの実践をより豊かにし、その可能性を広げていくことを示しています。

Yoshihara, N. (2025). An exploration of the therapist’s reactions to unanticipated clients’ experiences in GIM: A phenomenological study. Journal of the Association for Music and Imagery, 22, 77-96. https://doi.org/10.59451/jami.53454

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